ファイナルの組み合わせが明らかに: マーベリックス対セルティックスの優勝決定戦 東欧対ビッグ4の勝者は?
日本時間5月31日、ウェスタンカンファレンスファイナル第5戦でマーベリックスはティンバーウルブズを撃破。通算4勝1敗でついにティンバーウルブズを退け、13年ぶり、チーム史上3度目のファイナル進出を決めた。マーベリックスはファイナルで、レギュラーシーズン1位のセルティックスに挑戦する。セルティックスは以前、イースタン・カンファレンス・ファイナルでペイサーズを4-0でスイープしている。マーベリックスとセルティックスは、今年のNBAチャンピオンシップを争うことになる。ドンチッチとアービングのコンビは、セルティックスのビッグ4コンビ、特にアービングとポルジンギスと対戦する。
4勝0敗+4勝1敗のイースタン&ウエスタン・カンファレンス・ファイナルは退屈すぎる
今年のNBAイースタン・カンファレンスとウェスタン・カンファレンスのファイナルは極めて「退屈」だった。イースタン・カンファレンス・ファイナルではセルティックスがペイサーズを4-0で一蹴し、ウェスタン・カンファレンス・ファイナルではマーベリックスがティンバーウルブズを4-1で退けた。特筆すべきは、NBAプレーオフ史上初となるイースタン&ウェスタンカンファレンスファイナルでの4-0スイープをティンバーウルブズが1ゲーム引き分けで回避したものの、カンファレンスファイナルの2組は計9試合しか行われず、ペイサーズとティンバーウルブズは計1勝しかできなかったことも、世間から「退屈すぎる」と批判を浴びた。
マーベリックス、13年ぶり3度目のファイナル進出+球団史上初
ティンバーウルブズを退けたマーベリックスが、13年ぶりに再びNBAファイナルに進出した。前回は2011年、ノビツキーがマーベリックスをファイナルに導き、ジェームス、ウェイド、ポルジンギスのビッグスリー率いるヒートを破り、マーベリックス史上初の優勝に成功した。
マーベリックスに関しては、チーム史上3度ファイナルに進出している。球団史上初の決勝進出は2006年で、ウェイドとオニール率いるヒートに2-4で敗れ、ヒートに球団史上初の優勝を許した。
セルティックス、2年ぶり23回目+球団史上初のファイナル進出
セルティックスとしては、マーベリックスより先にファイナルに進出。イースタン・カンファレンス・ファイナルではペイサーズを4-0で振り切り、2年ぶりにファイナルに返り咲いた。セルティックスは2022年、残念ながらウォリアーズに2-4で敗れた。セルティックスは球団史上23回ファイナルに進出し、最初の22回のうち17回優勝、2位は5回のみ。
マーベリックス対セルティックス、ファイナル初対決
マーベリックスとセルティックスが今年のNBAファイナルで対戦することに成功した。両チームがファイナルで対戦するのは史上初。今季のレギュラーシーズンでは、セルティックスがマーベリックスを2勝0敗でスイープしていたが、今年のプレーオフではマーベリックスが3戦連続でファイナル進出と、極めて完璧な成績といえる。
ドンチッチ+アービング」VS「テイタム+ブラウン+ホリデイ+ポルジンギス」の場合、アービングとポルジンギスはともに元チームとの対戦。書類上はセルティックスの方が強いが、マーベリックスはプレーオフで強いチームと対戦した方が強いことを証明しており、今年の優勝はまだ未知数だ。