ペイサーズ対ニックスのプレビュー: 敗退の危機 ハリバートンは巻き返しを、ブルンソンは孤高のヒーローに
日本時間5月18日、NBAプレーオフのイースタン・カンファレンス準決勝でG6の戦いが行われた。ニックスはアウェーのペイサーズに挑んだ。
最初の5試合が終わった時点で、ニックスは3勝2敗とリードしていた。G5の戦いは、ニックスが121-91でペイサーズを破り、マッチポイントを獲得。
G5では、4人のニックスが二桁得点をマーク。ブルンソンが44得点でリード。ハートは18得点、11リバウンド。バークスは18得点。マクブライドが17得点。ハーテンシュタインが17得点。ハーテンスタインは7得点、17リバウンド、5アシスト。
パッカーズのG5チームの成績は、シアカム22点、ターナー16点、ハリバートン13点、ネンブハード11点と平凡。
レギュラーシーズン中、ニックスはイースタン・カンファレンス2位、ペイサーズはイースタン・カンファレンス6位だったが、実際の成績は大差なかった。ニックスは50勝32敗、ペイサーズは47勝35敗だった。両者はレギュラーシーズンで2度対戦した。オール・ゴタの勝利だ。
ニックスのレギュラーシーズンの1試合平均得点は112.8点でリーグ19位、失点は108.2点でリーグ2位。標準的なディフェンスチームである。プレーオフに入り、ニックスのプレースタイルは変わった。平均得点110.6点はプレーオフチーム中2位、1試合平均失点は13位。プレーオフでは、6人のニックスが平均二桁得点を記録。ブルンソンは1試合平均33.9得点、7.5アシストを記録し、チームの絶対的リーダーだった。アヌノビーは1試合平均16.4得点、6.8リバウンド。しかし、アヌノビーはケガの影響を受けた。セミファイナルでのノビーの復帰は望み薄だ。ディヴィンチェンゾは1試合平均15.9得点、ハートは1試合平均15.8得点、12.2リバウンド、4.6アシスト、バークスは1試合平均13得点、マクブライドは1試合平均10.5得点、ハーテンシュタインは1試合平均9.6得点、7.9アシスト。リバウンド
レギュラーシーズンの1試合平均得点はリーグ1位の123.3点、1試合平均失点はリーグ27位の120.3点だった。プレーオフに入ってからもペイサーズは攻守ともに強力で、1試合平均112.6得点。プレーオフチーム中1位、1試合あたりの許した得点は111.6点で14位。
プレーオフではペイサーズの7人が二桁得点をマーク。経験豊富なベテランのシアカムは1試合平均20.8得点、7.9リバウンド、3.4アシスト。ハリバートンは1試合平均18.5得点、5リバウンド、8.2アシスト、1.3スティール。ターナーは1試合平均17.6得点、6.5リバウンド、1.5ブロック。ネンブハード、トッピン、マコーネル、ネスミスなどはみな10〜12点前後をマークした。
ペイサーズはプレーオフに入っても素晴らしいオフェンス水準を維持し、プレーオフでは1試合あたりの得点とアシストで1位、オフェンス効率で1位、ディフェンス効率で14位となった。フィールドゴール率49%でリーグ2位、1試合あたり13.4本のスリーポイントでリーグ3位、スリーポイントフィールドゴール率37.3%でリーグ5位。
ニックスのプレーオフでの1試合あたりの得点は2位、オフェンス効率は3位、1試合あたりのリバウンドは3位、1試合あたりのブロックは4位、ディフェンス効率は13位。フィールドゴール率9位(45.6%)、3ポイントフィールドゴール率3位(37.5%)、11.7スリーゴール率7位。
常にタフなニックスは、ここ2試合でペイサーズを62点差で破り、ともに121得点。プレーオフの経験が少ないペイサーズが大事な試合を苦手としていることも、ある程度は反映している。今回はホームコートに戻ってきた。ペイサーズが敗退したくないのであれば、ハードに戦わなければならない。特にハリバートンの成績は回復が急務である。