ティンバーウルブズ対マーベリックス プレビュー: 華子+三竿PKの東欧コンビ、ティンバーウルブズのインサイダーは諸刃の剣になるかもしれない。
日本時間5月23日、NBAプレーオフの西カンファレンス決勝G1が始まる。ティンバーウルブズはホームでマーベリックスと対戦する。
レギュラーシーズンのマーベリックスの成績は50勝32敗でウェスタンカンファレンス5位。ティンバーウルブズはレギュラーシーズン56勝26敗でウェスタンカンファレンス3位。プレーオフでは、マーベリックスはクリッパーズとサンダーを2戦連続4勝2敗で退け、2戦連続で首位を撃破。ティンバーウルブズは1回戦でサンズを4-0で破り、2回戦では王者ナゲッツをタイブレークの末4-3で退けた。
マーベリックスはレギュラーシーズンで1試合平均117.9得点、115.6失点、プレーオフでは1試合平均106.5得点、103.2失点だった。ティンバーウルブズはレギュラーシーズンで1試合平均113得点、106.5失点、プレーオフでは1試合平均108.4得点、99.6失点だった。このデータから判断すると、ティンバーウルブズはプレーオフの方がオフェンスもディフェンスも強い。
プレーオフでも、ティンバーウルブズの土台はディフェンスにある。最も説得力があるのは、ナゲッツとのタイブレークだ。ティンバーウルブズのエドワーズ監督は試合を通して非常に不振を感じたが、後半は素晴らしいディフェンスでマレーのパフォーマンスを制限した。ティンバーウルブズのゴベール、タウンズ、リードの3人のインサイダーも、ヨキッチを消費するカギとなった。マーベリックスもディフェンスを駆使してサンダーとの対決を制したが、同時にサンダーもドンチッチとアービングのダブルチームで代償を払った。
このシリーズのテーマはやはりマッチアップだ。ティンバーウルブズが擁する3人のハイインサイダーはマーベリックスに対する絶対的なアドバンテージだが、ドンチッチの武者修行の突破口になる可能性もある。ティンバーウルブズにはマクダニエルズのようなリーグトップクラスのペリメーターディフェンダーがいるが、同時にマーベリックスはスクリーンやピック&ロールでドンチッチとアービングの対峙を避けてくる。ドンチッチ、アービング、エドワーズにとって、両者がどのようなディフェンス方法を採用するかは、初戦で答えが明らかになるだろう。
もちろん、初戦はティンバーウルブズがホームコートアドバンテージを持ち、マーベリックスはシリーズ初戦2戦とも敗れたが、ティンバーウルブズは初戦2戦とも勝利している。ティンバーウルブズには強力な若手選手がいる一方、マーベリックスではクレーバーが欠場が続き、ドンチッチの怪我も長引いている。初戦の勝率は明らかにティンバーウルブズの方が高い。