アーセナル、マンUに勝利でタイトルレースを最終節へ
レアンドロ・トロサードのゴールでオールド・トラッフォードに1-0の勝利
アーセナルはマンチェスター・ユナイテッドに1-0で勝利し、プレミアリーグ最終節に向けてマンチェスター・シティから首位の座を奪い返した。
分、アンドレ・オナナのパスをインターセプトしたカイ・ハヴェルツが、このベルギー人FWのシンプルなフィニッシュにからみ、レアンドロ・トロサードが決定的なゴールを決めた。
ガナーズは、土曜日にフルアムを4-0で下したシティとの勝ち点差を1に縮め、火曜日にはアーセナルの熾烈なライバル、トッテナム・ホットスパーとの試合を残している。
アーセナルはホームにエヴァートンを迎える。
月曜日にクリスタル・パレスに4-0で敗れ、今大会ここ8試合でわずか1勝のユナイテッドは、順位表では8位をキープし、1試合を残してチェルシーとニューカッスル・ユナイテッドとの勝ち点差は3となっている。
オナナのパスがハーフウェイラインでカットされ、ハヴェルツに渡った。ハヴェルツは、カゼミーロがピッチに上がりきれなかったためにオンサイドをキープ。
過去2度、オールド・トラッフォードでハーフタイムにリードを許したものの、勝ちきれなかったガナーズは、リスタート後、腰を落ち着けてユナイテッドを迎え入れた。
カゼミーロは遠目からシュートを放ち、ダビド・ラヤのセーブを誘った。
しかし、ユナイテッドに突破口はなく、オナナにガブリエル・マルティネリとデクラン・ライスを阻むセーブを見せられ、2006/07シーズン以来となるリーグ戦での2冠を達成した。
失点が続くユナイテッド
トロサードのゴールは、ユナイテッドがハヴァーツのパスをインターセプトできる位置に4人の選手がいたにもかかわらず生まれたもので、今シーズンの赤い悪魔の全コンペティションでの失点は82となり、1970/71シーズン(同じく82)以来の最多記録となった。
エリック・テン・ハグ監督率いるチームは結局反撃することができず、今シーズンの全コンペティションで19敗を喫した。
クリスタル・パレスとフルアムに敗れて以来、プレミアリーグ史上3度目である。
ハヴェルツとトロサードのステップアップ
トロサードは、アーセナルのタイトル獲得に大きく貢献している。この4ゴールのうち、3ゴールがアーセナルを1-0の勝利に導いており、彼がいかに重要な選手であるかを物語っている。
2024年のプレミアリーグ開幕以来、ハヴァーツは得点とアシストを合わせて14ゴールを挙げており、チェルシーに所属していた2022年(13ゴール)をすでに上回っている。
実際、チェルシーのコール・パーマーの19ゴールだけが、プレミアリーグの全選手の中で、このドイツ代表選手よりも多くの直接ゴールに関わっている。
主な事実
マンUは今季、全コンペティションで19敗を喫しており、これは1977/78シーズン(同じく19敗)以来最多。今季、オールド・トラッフォードで喫した9敗は、1920/21、1930/31、1933/34、1962/63、1973/74シーズンと並び、ホームでの最多記録である。
ユナイテッドが全コンペティションで10試合連続失点を喫したのは2021年10月以来のことで、今シーズンの82失点は1970/71年(同じく82失点)以来の多さだ。
アーセナルは現在、2003/04シーズンのインビンシブルズ(26勝)を上回る27勝を挙げている。1970/71シーズン(29勝)と1930/31シーズン(28勝)よりも多い。
アーセナルは、プレミアリーグのアウェー戦8試合中7試合でクリーンシートを達成しているが、2008/09シーズンのチェルシー(12試合)だけが、今シーズンの11試合よりも多くクリーンシートを達成している。