フィオレンティーナは2戦線で健康でいなければならないが、ナポリは名誉のために戦う気はない
日本時間5月18日午前3時45分、イタリア・セリエAは第37節を迎える。フィオレンティーナはホームで敵地ナポリと対戦する。
フィオレンティーナは開幕35試合で15勝8分け12敗、勝ち点53で順位は8位。7位のラツィオとは6ポイントも差があるが、チーム数は少ない。1試合ではあるが、相手を追い抜く可能性は残っている。ヴィオラにとってこの試合は重要だ。負ければ、来シーズン、リーグ戦を通じてヨーロッパ大会に出場する望みは絶たれてしまう。しかし、UEFAヨーロッパリーグ決勝に勝てば、まだ欧州大会に進むことができる。
フィオレンティーナは今シーズン、リーグ戦でも強さを発揮している。ホームゲーム18試合で10勝4分け4敗と、ホームゲームでは全チーム中7位の成績を残している。得点は35、失点は20と、攻守両面で非常にバランスの取れたパフォーマンスを見せた。欧州大会では、UEFAチャンピオンズリーグのノックアウトステージにグループ首位で進出し、マッカビ・ハイファ、プルゼン、クラブ・ブルージュを相次いで破って決勝に進み、相手はオリンピアコスとなった。
セリエA前節、チームはモンツァを2-1で破り、2試合連続未勝利の影を払拭した。チームは今、自信に満ちている。そして、昨シーズンのセリエA優勝を覆し、UEFAチャンピオンズリーグの決勝に備えたい。
そして、UEFAチャンピオンズリーグの決勝に備える。いい準備をしよう。
負傷者に関しては、フィレンツェはまだソティエしかリストアップしておらず、難しい2列での戦いに対応するために、健康問題も重要視している。
今季のナポリは、開幕から36試合でわずか13勝12分け11敗、勝ち点51で順位は9位と振るわない。今シーズンの4大メジャーすべてで敗退する運命にある。フィオレンティーナとレッチェとの最後の2試合は、今シーズン最後の名誉挽回戦としか考えられない。
ナポリは今シーズン、アウェーで7勝6分け5敗、セリエAのアウェー成績で5位と非常に良い成績を残している。攻守両面で非常に良いパフォーマンスを見せ、29ゴール、19失点と突出していることがわかる。チャンピオンズ・リーグでもチームは懸命に戦い、グループステージ突破に成功した。しかし、ノックアウトステージでバルセロナに敗退した。それ以来、チームはリーグ戦でも調子を落としている。
ナポリの主力FWオシムヘンは体調不良のため欠場する。グレニ、ルイ、ゼリンスキも欠場。
両チームの過去10回の対戦成績は5勝2分け3敗でナポリが優勢だが、ここ数シーズンはほぼ引き分け。今シーズンの順位表から判断すると、両チームの差は非常に小さく、戦力的にも拮抗している。この試合はいたちごっこになる運命にある。