横浜F・マリノスはAFCチャンピオンズリーグから手ぶらで戻り、柏レイソルは主力GKが負傷で離脱。
日本時間5月29日19時、Jリーグ第9節、横浜F・マリノスは日産スタジアムで柏レイソルの挑戦を受ける。
横浜F・マリノスは5月19日のJリーグ第15節で、FC東京と1-1の同点に追いついた。チームの韓国人外国人助っ人、ナム・テヒが25分に得点のチャンスをつかんだ。後半に相手のベテラン、長友佑都にボレーで同点に追いつかれたものの、リーグ戦にこだわらず多方面で戦っている横浜F・マリノスにとっては、アウェーゲームを無傷で切り抜けたことは納得のいく結果だ。残念なことに、FC東京戦の前半、横浜F・マリノスの中心選手であるDF渡辺大樹が守備のパートナーであるFW上島匠と接触し、負傷交代した。この負傷は、今週末のAFCチャンピオンズリーグ決勝での横浜F・マリノスのパフォーマンスに直接影響した。
先週末のAFCチャンピオンズリーグ決勝セカンドレグ、横浜F・マリノスはアラブ首長国連邦に乗り込み、ファーストレグを2-1でリードしていたアル・アインに挑んだが、試合開始8分に失点し、チームは大きく士気を乱した。前半終了前には、GKポープが無謀すぎるプレーでレッドカードで退場。結局、チームは失意のうちに帰国し、2位でフィニッシュした。
位に終わった。現在リーグ戦の順位は、1ラインを残すのみとなった横浜F・マリノスが4勝5分け4敗で暫定14位、優勝グループとの勝ち点差は12。AFCチャンピオンズリーグ決勝での逆転劇を悔やんでいる暇はあまりないことが窺える。
横浜F・マリノスのFW天野純は負傷のため欠場、脳震盪を起こしたFW渡辺大樹は復帰の見込みだが、先発メンバーから外れる可能性が高い。加えて特筆すべきは、横浜F・マリノスの大学生ストライカーで、今シーズンからチームに合流する予定だった塩部健斗が、週末の大学リーグで短期間にハットトリックを達成したことだ。キューウェル・ヘッドコーチも、ゴール前の嗅覚が鋭いこの若いストライカーを絶賛している。
柏レイソルは先週末のリーグ戦で川崎フロンターレと1-1で引き分けた。柏レイソルは前半、ディフェンスにミスがあった。前半に守備のミスがあり、脇坂泰斗にペナルティーエリア内で簡単にゴールを決められるスペースを与えてしまっただけでなく、相手の外国人助っ人FWマルシーニョにも絶好のチャンスを与えてしまった。また、相手の外国人助っ人FWマルシーニョにも絶好のチャンスを与えてしまった。幸いなことに そうでなければ、柏レイソルは無傷では済まなかっただろう。おそらく無傷では済まなかっただろう。さらに、川崎フロンターレ戦の試合終了間際には 川崎フロンターレ戦の試合終了間際、セットプレーから川崎のセンターバック、ジェシルがヘディングでゴールを狙ったが、主審の判定は「オフ」。しかし、このゴールはオフサイドで無効と判定された。柏レイソルの井原正幸監督はこのことを念押しした、 たとえゴールがカウントされなかったとしても、選手たちはハイボールの守備に大きな問題を抱えていたのだ。
現在、柏レイソルのJリーグ順位は5勝7分け3敗の10位で、降格圏との勝ち点差は8。今季の順位は基本的に安定している。また、今季のアウェイゲーム7試合で柏レイソルは2勝4分け1敗と、勝ち点奪取力はやはり評価に値する。布陣を見ると、柏レイソルはこの試合で主力MFの高嶺知季、山田裕二、FWの槙野智章の力を失う。交代要員もまだ人手不足で、熊澤和希や宇城郁也といった若手しか起用できない。また、前節のリーグ戦では柏レイソルの主力GK松本健太が脳震盪による負傷で交代しており、今節の試合は免除される。
過去20試合の対戦成績は8勝4分け8敗と均衡していた。しかし、横浜F・マリノスは柏レイソルのホームで行われた直近の2試合で4ゴールを奪って勝利しており、十分な火力を見せている。AFCチャンピオンズリーグを無冠で終えた横浜F・マリノスは、今節はリーグ戦に照準を合わせる。ディフェンスラインが敗戦を喫している柏レイソルは、この試合をスムーズに切り抜けることができるだろうか。