ブラジル1-1アメリカ!11連勝がストップ、ロドリゴが得点、プリシッチがフリーキックでピンチを救う
日本時間の6月13日午前、国際サッカー界はアメリカ男子サッカーチームとブラジル男子サッカーチームの親善試合を迎えた。前半、ムサがクロスバーを叩き、ラフィーニャがロドリゴの得点をアシストし、プリシッチがフリーキックで同点に追いついた。後半、ロドリゴとエンドリックの脅威的なシュートはいずれもセーブされた。結局、ブラジルはアメリカと1-1の同点に追いつき、両者の11連勝はストップした。
あと2週間足らずで、新生コパ・アメリカがアメリカで開幕する。アメリカが開催国で、ブラジルが優勝候補。ともに各グループのシードチームである。しかし、前回の親善試合では、両者は異なるパフォーマンスを見せた。ブラジルはメキシコを3-2で破り、ロスタイムにスーパースターのエンデリケがゴールを決めたが、アメリカはホームでコロンビアに1-5で敗れた。
統計によれば、両チームの再会は6年ぶり。最新のFIFAランキングでは、ブラジルは5位、アメリカは11位である。
ホームで戦ったアメリカは、先発メンバーを調整しながらも、マッケニー、ウィア、プリシッチら数人の主力選手を送り出した。ブラジルも同様だった。ラフィーニャ、ロドリゴ、ヴィニシウスがフォワードの三連星を形成し、エンドリッチは引き続きベンチだった。
開始後、アメリカは幸先の良いスタートを切ろうと、連続シュートを完成させる。
5分、味方からのパスを受けたムサがいきなりペナルティエリアの外からシュート。ボールはクロスバーに当たって弾み、ブラジルはそのまま逃げ切った。12分、アメリカが右サイドから反撃。ウィアがドリブルで中にボールを運び、ロングレンジから直接シュートを放つが、GKアリソンにセーブされる。
16分、ブラジルが脅威を作り出す。左サイドからカットインしたヴィニシウスがペナルティエリア内に侵入し、シュートを放つがGKターナーにセーブされる。そのわずか1分後、ロドリゴがほぼ同じ位置からゴールを決めた。
17分、ブラジルのMFがボールをインターセプトし、ラフィーニャが前進してペナルティーエリア内に斜めのパスを出すと、ロドリゴが低い弾道のシュートを簡単に決め、スコアは1-0となった。
26分、アメリカはフリーキックのチャンスを得る。このPKを獲得したプリシッチが直接ゴールにシュート。GKアリソンがセーブできず、アメリカは1-1の同点に追いついた。
統計によると、プリシッチはブラジル戦でフリーキックから直接得点を決めた選手としては、2021年のスアレスに次いで初めてであり、4つの異なる南米チームを相手に得点を決めた選手としてはデンプシー、ドノバンに次いで3人目となる。
ハーフタイムの統計によると、ブラジルはポゼッション率61%、シュート8本、枠内シュート4本。
後半に入っても、ブラジルはフィールドを支配し続けた。
52分、ロドリゴがペナルティエリアの外で転倒。主審はVARで確認した後、ブラジルの前線でのフリーキックを取り消した。
60分、ロドリゴがパスを出した後、角度のないところから放ったシュートはGKターナーに阻まれた。さらに67分、交代で入ったばかりのエンドリックがペナルティエリアに侵入してシュートを放つが、GKターナーにセーブされた。
74分にはロドリゴがペナルティエリアに侵入し、角度のないところからシュートを放つが、これもGKターナーにセーブされる。
試合終了間際の80分、アメリカは立て続けに2本の脅威的なシュートを完成させる。まずアロンソンのシュートはブロックされ、次にプリシッチのシュートはわずかに枠を外れた。
結局、両者は握手を交わし、1-1で和解した。この引き分けで、1999年以来ブラジルがアメリカに対して続けてきた11連勝はストップした。
日程によると、ブラジルのコパ・アメリカ・グループ初戦は6月25日にコスタリカと、アメリカは24日にボリビアと対戦する。