アメリカズカップ - アルゼンチン2-0カナダ メッシがリトル・スパイダー・ラウタロウの得点をアシスト
日本時間6月21日午前9時、2024年コパ・アメリカがアメリカで開幕した。グループAの初戦でもあるオープニングマッチでは、ディフェンディングチャンピオンのアルゼンチンがアトランタでカナダと対戦した。前半は0-0の同点。後半開始直後、メッシが扇動し、マカリスターがアルバレスの得点をアシスト、試合終了前にはメッシがラウタロの得点をアシストし、アルゼンチンは2-0で相手を破った。
アルゼンチンは先発のマルティネスがゴール前に立ち、4人のDFロメロとリサンドロが中央に立ち、アクーニャとモリーナが両サイドにいた。中盤のディ・マリアとマカリスターが両サイド、デ・パウルとパレデスが中央、メッシとアルバレスがフォワードだった。特筆すべきは、今大会がメッシにとって自身7度目のコパ・アメリカ出場であり、コパ・アメリカ出場記録を更新したことだ。この試合は、彼にとって35試合目のコパ・アメリカであり、これも新記録である。試合前には、メッシのかつてのパートナー、アグエロがコパ・アメリカの優勝トロフィーを持ってスタジアム入りした。
試合開始わずか4分、アルゼンチンに得点のチャンスが訪れた。ペナルティエリアの外で味方からのパスを受けたパレデスが、クロスバーのわずかに上を越えるシュートを放った。9分、アルゼンチンが反撃に出る。ミドルサークルで味方からのパスを受けたディ・マリアが、そのままペナルティエリア内に走り込む。ペナルティエリアに入った後、一瞬躊躇したが、左足で放ったシュートはクリップルにセーブされた。
29分には、デイビスが左サイドからクロスを上げるが、アルゼンチン選手の距離は遠くなく、ブキャナンが反転してシュートを放つが枠を外れる。39分、右サイドの味方からのクロスをペナルティーエリア中央で受けたマカリスターがヘディングシュートを放つが、真っ直ぐ過ぎてキャッチされる。43分、カナダは反撃に転じ、オリンが右サイドからクロスを上げると、エウスタキーオのヘディングシュートはセーブされ、アルフォンソ・デイビスの外からの補足シュートは枠を外れた。45分にはメッシがペナルティエリア外から左足で放ったシュートが左ポストに当たった。前半は0-0で折り返した。
後半は互いに交代をしない。49分、メッシがスルーパスを出すと、走り込んだマカリスターがペナルティエリア中央でボールを受け、攻めていたカナダGKと対峙し、倒れ込みながらボールを蹴り出す。無防備だったアルバレスがフォローし、ペナルティエリア右の小さな角度から無人のゴールにシュート。アルゼンチンが1-0とリードした。
このコパ・アメリカでの初ゴールは、アルバレスにとって1年半ぶりの代表ゴールだった。彼の最後のゴールはカタール・ワールドカップだった。
70分、カナダのサッフェルブルグが右リブからドリブルでペナルティーエリア内に侵入し、リサンドロと身体的接触を起こしてペナルティーエリア内で倒れた。カナダの選手たちはPKを要求したが、主審はVARチームとの交信の結果、PKを与えなかった。74分、アルフォンソ・デイヴィスがペナルティエリア左から放ったシュートはファーに外れた。その2分後、ジョンストンが右サイドからクロスを上げると、ラリンがシュートする前にマルティネスが倒れ込み、ボールに抱きついた。
79分、バックコートからロングパスを受けたメッシが単独でペナルティエリアに進入。ロブシュートは相手GKをかわしたが、左ポストを大きく外れた。
82分、メッシが前線右サイドからペナルティエリア内にフリーキックを送るが、オタメンディがヘディングシュートを放ち、無人のゴールに大きく外れる。88分には、メッシがストレートパスを出すと、ラウタロがペナルティエリア中央からボールをゴールに押し込み、アルゼンチンのリードを2-0に広げた。
ラウタロは2年ぶりに代表チームでゴールを決め、これがアルゼンチンの主要大会での初ゴールでもあった。