アメリカズカップ・プレビュー: コロンビアは8連勝で好スタート、パラグアイは逆境の中で勝点を争う。
日本時間6月25日午前7時、コロンビアはアメリカズカップ・グループD第1戦でパラグアイと対戦した。コロンビアはそれまで8連勝中であり、好スタートを切ろうと意気込んでいた。パラグアイは不利な状況だったが、予選突破の土台を作るために勝ち点を奪おうと必死だった。
コロンビアは現在世界ランキング12位、パラグアイは58位。世界ランキングでは両チームに大きな開きがある。メディアの統計によると、コロンビアのチーム価値は2億8300万ユーロに達し、パラグアイは1億3400万ユーロに過ぎない。コロンビアの価値はパラグアイの2倍である。
コロンビアの登録選手には、代表チームで100試合以上出場しているジェームズ・ロドリゲスや若手のアスプリアがいる。パラグアイの登録選手には、プレミアリーグのブライトンでプレーする20歳の若手MFエンシソがいる。コロンビア代表の平均年齢は28.2歳で、参加チーム中4番目に年齢が高い。
昨年のワールドカップ予選でブラジルに2-1で勝利したのを皮切りに、コロンビアは8連勝中。アメリカ、ルーマニア、スペイン、メキシコにも勝っている。ここ20試合でコロンビアは15勝5分けと無敗をキープしており、絶好調をアピールしている。
パラグアイはアメリカズカップ前のウォームアップマッチでパナマに1-0で勝利し、4試合連続未勝利という恥ずかしい状況に終止符を打った。過去20試合でパラグアイが達成したのは6勝5分け9敗で、勝率は30%に過ぎない。しかも、この6勝で敗れたチームは、パナマ、ボリビア、ニカラグア、アラブ首長国連邦など、いずれも平凡なチームだった。
両チームの過去17試合の対戦成績は、コロンビアが11勝3分け3敗。直近の試合は昨年のワールドカップ予選で行われ、コロンビアが1-0で勝利している。直近の5試合では、コロンビアは3勝2分けで、2019年アメリカズカップの対戦相手に1-0で勝利するなど、無敗をキープしている。アメリカズカップの歴史上、パラグアイがコロンビアに最後に勝ったのは2007年で、スコアは5-0だった。