グループリーグ3戦全勝のウルグアイ。スカイブルースは、バロテッリとアグエロの決勝対決を阻止できるだろうか?
日本時間7月2日、コパ・アメリカ・グループC最終戦でウルグアイはアメリカを1-0で破り、グループ1位で準々決勝に進出した。グループリーグでウルグアイは3戦全勝、9得点、1失点と圧倒的な強さを見せつけた。ブラジル対アルゼンチンの決勝対決を楽観視する見方が一般的だが、このコパ・アメリカでのウルグアイの成績は非常に素晴らしい。
コパ・アメリカの優勝回数を見ると、ウルグアイとアルゼンチンがともに最多タイの15回、3位のブラジルは9回しかない。ウルグアイは南米の伝統的な3強の一角だが、近年の成績は著しく低下している。最後にコパ・アメリカで優勝したのは2011年。それ以降4度のコパ・アメリカで、ウルグアイは準々決勝で3度、グループステージで1度敗退している。2022年ワールドカップでもウルグアイはグループステージで敗退した。
2021年のアメリカズカップと2022年のワールドカップで優勝したアルゼンチンや、軍事力の強いブラジルと比べると、ウルグアイはあまり好かれていない。しかし、ウルグアイは今回のアメリカズカップで、1次リーグでパナマを3-1、2次リーグでボリビアを5-0、決勝トーナメントでアメリカを1-0で下し、強い戦闘力を見せた。
ウルグアイは3戦全勝で勝ち点9を獲得し、合計9得点を挙げたが、これはここまで終了したグループステージでも最多得点である。ウルグアイの復活がアメリカズカップにさらなる見どころを加えることは間違いない。ブラジルとアルゼンチンは決勝での対戦を望んでいるが、ウルグアイに同意を求めなければならない。