豪華メンバーで好スタートを切りたいオーストラリアと、トップ4入りを目標にポイント獲得を狙うバーレーン。
日本時間9月5日午後7時10分、オーストラリアはワールドカップ・アジア予選グループCの初戦でバーレーンと対戦する。
オーストラリアは現在世界ランキング24位。常にワールドカップの常連であり、ワールドカップの舞台で深い印象を残してきた。今回のオーストラリアは、ライアン、グッドウィン、イランカンダら大物選手も名を連ねるなど、ほぼ全員がヨーロッパでプレーする強豪揃い。チームの目標はただひとつ、グループステージで直接予選を突破することだ。
最近の試合では、昨年のアジアカップで韓国と1-1で引き分けて以来、今年に入ってからの7試合で完璧な成績を維持している。特筆すべきは、オーストラリアが7試合すべてでクリーンシートを達成していることで、恐るべき強さを見せつけている。7試合で24得点を挙げ、1試合平均3得点以上という攻撃陣のパフォーマンスも目を見張るものがある。
バーレーンは現在世界ランク80位で、アジアでは弱いチームと言われている。ロースターはほとんど見慣れない顔ぶれで、選手のほとんどが西アジアの各リーグ出身ということもあり、戦力の限界は高くない。しかし、このチームは第2ステージで深い印象を残した。グループHでは3勝2分け1敗で勝ち点11を獲得し、そのままグループ2位で予選を通過した。
直近の5試合でバーレーンは2勝2分け1敗と非常に好調だった。この5試合で9ゴールを挙げ、フォワードラインの活躍は目覚ましい。守備面では4失点にとどまり、これも強さを示している。この試合でもダークホースぶりを発揮し、好成績を収めたいところだ。
このグループには中国、オーストラリア、サウジアラビア、バーレーン、インドネシア、日本が含まれる。強豪はサウジアラビアと日本。オーストラリアが直接予選突破を狙うのであれば、弱いチームとの対戦で勝ち点を落とさないようにしなければならない。この試合は第3ステージの初戦であり、彼らは間違いなく全力を尽くすだろう。バーレーンのこのグループでの目標はトップ4に入ること。オーストラリアから勝点を奪えれば、その後の日程に非常に有利になる。
両チームは過去に6度対戦しており、そのすべてにオーストラリアが勝利している。最も最近の対戦は今年の親善試合で、オーストラリアがバーレーンを2-0で下した。戦力的にはオーストラリアが絶対的に有利。チームが普段通りのパフォーマンスを見せる限り、バーレーンを破ることは問題ないだろう。