ヴィッセル神戸は複数の面で引き続き大きな進展を見せており、一方で浦和レッズは守備に専念する決意を固めている。
日本時間9月28日19時、Jリーグ第32節でディフェンディングチャンピオンのヴィッセル神戸は、みさき公園陸上競技場で浦和レッドダイヤモンズと対戦する。
日本プロリーグ第31節が9月22日に行なわれ、ヴィッセル神戸はアウェーで新潟スワンズに3-2で勝利した。 この試合ではチームのメインシューターである大迫勇也と武藤嘉紀がともに好調で、素早いカウンターを仕掛けた。 そして "神戸流 "の縦への突破で、守備が安定しない新潟を終盤に屈服させた。 チームの素晴らしいパフォーマンスについて、神戸の吉田孝行監督は試合後の会見でこう語った: 「前半は自分たちの気の緩みから2失点してしまったので、ハーフタイムで反省し、後半はチャンスを作れた。 前半は自分たちの緩みから2失点してしまったので、ハーフタイムで反省し、後半はチャンスを作れた。
現在、Jリーグの順位表を見ると、ヴィッセル神戸は17勝7分け7敗で3位につけており、首位のサンフレッチェ広島とは勝ち点1差、得失点差も少なく、一時は優勝争いに遅れをとっている。 また、今季のヴィッセル神戸はホームでのリーグ戦15試合でわずか7勝しか挙げておらず、アウェー戦に比べると勝ち点奪取力は大きく低下している。 しかし、今週の天皇杯準々決勝で、ヴィッセル神戸はホームで鹿島を3-0で下し、準決勝進出を決めた。 試合前にチームが掲げたスローガン、「誰が出てもいいパフォーマンスができる」は、まさに現実のものとなった。
神戸はこの試合でキャプテンの山口蛍とMF齊藤光毅を失うが、井手口陽介と森岡亮太の両MFは試合経験と攻撃力に優れている。 加えて、神戸の得点王3人、大迫勇也が10得点、武藤嘉紀が10得点、宮代大聖が9得点を挙げたことも特筆に値する。 チームのフロントコートの攻撃力は非常に分散されており、相手にとってディフェンスを2倍難しくしている。
先週末のリーグ戦で、浦和レッドダイヤモンズはユース主体のFC東京に0-2で敗れた。 試合開始9分、主力センターバックの井上怜斗がまさかのオウンゴール。 その8分後には、フルバックの石原広樹がプロらしからぬハンドボールのファウルを犯し、スコルツァ監督のホームデビュー戦が台無しになった。 チームの不調について、浦和の監督は記者会見でこう語った: 「スタートは良かったと思う。 対応しなければならなかったが、その数分後にハンドボールでボールを失ってしまった。 本当に難しかった。 リズムを失ってしまった。
現在、浦和レッドダイヤモンズは10勝9分け10敗でJリーグランキング11位。 首位の町田ゼルビアとは勝ち点20差で、今シーズンの4大タイトルをすべて失う運命にある。 今季のアウェーでのリーグ戦15試合で4勝6分け5敗、1試合平均失点数は1.33に達し、「最少失点」のチーム作りを掲げる浦和レッドダイヤモンズにとっては、まったく満足のいくものではなかった。 しかし、最後のアウェーゲームでは、監督に復帰したばかりのポーランド人監督スコルツァが浦和をガンバ大阪に1-0の逆転勝利に導き、流れを変えることに成功した。 この勝利で自信を蓄え、このアウェー戦に臨みたい。
メンバー的には、浦和レッドダイヤモンズの外国人ストライカー、リン・センが怪我のため欠場するが、怪我をしていた中島翔哉と阿部勇樹は練習に復帰しており、今節は浦和でプレーできるだろう。 この試合で浦和が採用するスタイルについて、スコーザ監督は「守備に重点を置いて点を取りにいく」と続けたが、前節で2つのミスを犯したバックラインは実に心もとない。
両チームの過去20試合の対戦成績は、浦和レッドダイヤモンズが11勝4分け5敗と、心理的に優位に立っている。 今節、追いつきたいヴィッセル神戸はAFCチャンピオンズリーグの妨害もあり、当然ホームで早く勝点3を獲得するつもりだろう。 守備重視の浦和レッドダイヤモンズもアウェイで勝点を取りたいところであり、布陣を再構築する。 両チームがどんな火花を散らすか。